着物や帯には様々な模様や柄が描かれています。それぞれに独自の由来や意味があることをご存知でしょうか?
意外と知られていない「着物の柄・文様」についての記事をまとめてました!
■市松模様について
市松模様とは色の異なる四角形を交互に並べて作る割付文様です。大きめのざっくりとした模様で粋な印象に、小さく控えめな模様で上品に。
色々な楽しみ方のある市松模様について説明しています。
■割付文様について
割付文様とは、一つの文様を上下左右に繰り返すことでできる文様の構成法のことで、縦や横に割ることのできる模様のことを言います。
割付文様を単独で使う場合と、部分的に使う場合があります。また、他の模様と組み合わせて描かれていることも多いです。
■雲の文様について
雲の文様は現代的な文様使いでよく登場します。古来から神秘的な存在とされており、空に漂う雲は吉祥とみなしていました。
日本では着物の柄にとどまらず、美術品などにもよく描かれています。
■扇柄について
広げた時の形が末広がりになることから縁起物として扱われている『扇』。
服を招いたり悪いものを遠ざけるとされ、様々な形で描かれています。
■動物文様について1
日本で動物文様が用いられるようになったのは、飛鳥・奈良時代と言われています。
中国から伝わったとされる龍や亀、鳳凰などは吉祥文様として工芸品などに使われ、植物などの文様と組み合わされ独自の動物文様が生み出されました。
■動物文様について2
鳳凰も鶴も一羽の相手と一生を過ごすことから、黒留袖や花嫁衣装の柄に非常に多く使われています。
平和の象徴として非常に人気のある柄です。
■喪・略喪に向く着物の地紋・帯の模様
喪の装いに向いている着物の地紋、帯の模様をご紹介。
着物の地紋は慶弔両用を選んでおくと、様々な場面で着用できるので便利です。