お茶会マナーに続き、今回は結婚式での着物マナーをご紹介します。
結婚式で、招待された方が着る着物は、振袖、訪問着、色留袖です。その中で、ゲストとして結婚式に行く場合、おすすめは訪問着です。
振袖や色留袖も着て行くことができます。
色留袖の三ツ紋・一ツ紋は、訪問着と同格になるので、着用しても大丈夫です。ですが、色留袖は親族と思われる可能性も高いので、悩んでいる場合は訪問着をおすすめします。
振袖も同じく、未婚女性であれば着用することができます。しかし、振袖は若い印象や新婦よりも華やかになってしまう場合もあるので控えた方が良いかもしれません。
訪問着を選ぶ際に注意する点
・黒は選ばない。
・花嫁と同じ色、目立つ色を選ばない。
・桜は「散る」ので、縁起が良くないため選ばない。
この3つを押さえておけば、ほとんどの地域で問題ありません。
訪問着にあわせて、結婚式でのヘアスタイルも悩みどころ……。
・ボリュームのある派手なヘアスタイルはNG。
落ち着いた訪問着なら夜会巻きのすっきりとした髪型、明るい訪問着なら編み込みなどで可愛い髪形もおすすめ。
・髪飾りは大きいもの、目立つもの、造花を使った髪飾りはNG。
小ぶりの簪や細工のあるバレッタなど落ち着いたものが良いでしょう。
リサイクル着物錦屋では、結婚式、披露宴におすすめの着物から帯まで豊富に揃っています。