■白群青
群青色とは、日本が能美などをあらわす濃厚な青色のことです。白群青といえばその淡い色のことで、空色よりもやや濃いめの色をさします。百群青はトルコ石と呼ぶ貴石のような鮮やかな青緑色のことでもあります。古くは松緑色と表現することもあったそうですが、現代ではターコイズと言う方が分かりやすいでしょう。初夏になると使いたくなるような爽やかな色です。
■藍色
東洋的な色で、ニホンの夏に活躍する藍色。恐らく多くの方が藍色の服を一枚はお持ちなのではないでしょうか。浴衣にもよく使われる色ですので、馴染みのある色と言えます。本藍染は淡い水色から何度も何度も染めを繰り返して、だんだん濃い色に染めていく手間のかかるものです。