素材から選ぶ
素材によって着心地やお手入れの方法など、大きく異なります。着心地重視、お手入れ重視、暖かさ重視など、お客様の着物の楽しみ方に合わせてお選びいただけます!
特徴から選ぶ
小紋は柄付けによって印象がガラリと変わります。コーディネートしやすい飛び柄、小紋の定番・総柄、伝統的な技法が美しい江戸小紋やろうけつ染めなど、着用時の印象が異なりますので、お好みの印象からお選びいただけます!
飛び柄
柄が所々に配されたもの。コーディネートがしやすく、無地の部分とのバランスを楽しめます!
総柄
端から端まで繰り返し柄を染めたもの。小紋の中でも特に多い柄付けですので、品ぞろえが豊富です!
付下げ小紋
柄が上向きで一方方向に染め上げられているもの。小紋よりも格が上がります。
総絞り
全体に絞り加工がされたもの。幅広い年代の方に着用可能で、古典的で優美な印象になります。
ぼかし染
全体に同系色または多色をぼかし、染め上げたもの。上品なコーディネートにぴったりな、柔らかい印象になります。
江戸小紋
極めて細かい模様を型染めしたもの。遠目には無地のように見え、一つ紋を入れると色無地紋付と同格になります。
ろうけつ染め
模様の部分を蝋で防染し染色する伝統的な手法。ろうけつ染め特有のひび割れたような模様が美しいです。
その他
吹雪染や藍染などの手法で染め上げられたもの。伝統的な美しさが着物の良さを引き立ててくれます。
柄から選ぶ
着物選びの際に好みの柄を見つけるとワクワクしますよね!着物の柄は、コーディネートの際に重要な部分ですから、こだわりをお持ちの方も多いのではないでしょうか?季節感のある柄を選ぶ際のポイントは、ずばり「先取り」!実際の季節よりも1か月くらい先取りをするのが粋と言われています。
関連キーワード
全ての小紋
正絹の小紋
ポリエステルの小紋
ウールの小紋
綿の小紋
混紡の小紋
麻の小紋
その他の素材の小紋
飛び柄の小紋
総柄の小紋
付下げ小紋
ぼかし染の小紋
江戸小紋
ろうけつ染めの小紋
その他の特徴の小紋
流水柄・波柄の小紋
木の葉・植物柄の小紋
無地の小紋
麻の葉柄の小紋
風景柄の小紋
蝶柄・昆虫柄の小紋
人物柄・動物柄の小紋
縞柄・線柄の小紋
古典柄の小紋
亀甲柄の小紋
幾何学・抽象柄の小紋
花柄の小紋
雲柄の小紋
チェック・格子柄の小紋
その他の柄の小紋
白の小紋
黒の小紋
グレーの小紋
茶の小紋
ベージュの小紋
赤・朱の小紋
エンジ・小豆の小紋
ピンクの小紋
橙の小紋
黄・黄土色の小紋
クリームの小紋
緑・うぐいすの小紋
青・紺の小紋
紫・藤色の小紋
金・銀の小紋
多色使いの小紋
小紋について
初心者さんも丸わかり!小紋ってどんな着物?クリックで詳細を見る
- 着物は日本の民族衣装として長い歴史を歩んできました。
着物を着ると心から日本人である喜びを実感します。その気持ちを後世に伝えるにはやはり着物を着る機会を持つことが大切です。入門として着物と触れ合う場合、まずは普段着といわれる小紋を手に取ってみましょう。
そもそも小紋は武士の礼装である裃から発展しました。各藩との区別のために特定の柄を定めたのです。その後、江戸幕府が細かい柄の小紋を武士の公服としたことにより武家社会に浸透しました。
武家の小紋は一般庶民には恐れ多いものでしたが、元禄文化のもと庶民的な柄が町人の間に出現しました。裕福で洒落た旦那衆や歌舞伎役者が好んで小紋を取り入れたことなども拡まった要因でしょう。
派手な着物が禁止された時期も職人たちはいっそう緻密な技術を追求していきました。
国から「無形文化財」の指定を受けた昭和29年、この江戸独特の美意識を備えた小紋を「江戸小紋」と呼び、他の小紋と区別するようになったのです。 失敗しない小紋の選び方とは?クリックで詳細を見る
- 小紋には多くの色や柄が存在します。
着物を選ぶ時のポイントは、手に取って実際に顔うつりを確かめてみるということです。おそらく自分の好みと似合うものとが違う場合もあるでしょう。その新鮮な驚きを楽しむのも着物選びの醍醐味ではないでしょうか。
小紋は振り袖や訪問着のようなパッと見た時の「豪華さ」はありません。しかし日本人なら必ず持ち合わせている「粋」や「優美さ」「しなやかさ」を秘めた着物です。つまり主役は着物ではなく、着る人であること。色や柄でその人自身の個性や魅力を引き立たせてくれるのです。小紋を選ぶときはそのことを念頭に置いておきましょう。
着用シーンを想定しながら選ぶのも大切です。例えば飛び柄は無地の雰囲気を持つので袋帯と合わせればフォーマルな場にも着用できます。
小紋は絹素材でも手軽な値段で手に入る着物です。入門用としてお気に入りを手元に一枚置いておくと、着物のおしゃれを楽しむ第一歩となるでしょう。 幅広い場面で着用可能!小紋の着用シーンとは?クリックで詳細を見る
- 小紋は自分らしいおしゃれを楽しめます。
着物で街を散歩する若い方を最近よく見かけます。普段着感覚の小紋は街着に適しています。友とのランチや観劇、お買い物など。着物の色や柄とは違うニュアンスの半幅帯、名古屋帯を締めると素敵に見えるでしょう。
お稽古ごとにも向いています。格式の高いお茶会では紋付の訪問着が普通ですが、三つ紋または一つ紋付きの江戸小紋も着用できます。
気楽なお茶会や普段のお稽古ならばあまりかたく考えず、落ち着いた飛び柄や古典柄の小紋にやさしい色合いの袋帯や名古屋帯などを合わせると好感度のよい装いになります。
小紋は正装にはなりませんが結婚式の二次会やコンサート、華やかなパーティーなどに適しています。洋装の中で美しくコーディネートされた小紋はきっと映えるでしょう。ただ金銀箔を使った豪華な袋帯は控えましょう。
シーンによって帯とのコントラストにメリハリをつけるか、落ち着いてまとめるか腕の見せどころです。 小紋の種類、それぞれの特徴とは?クリックで詳細を見る
- 小紋の代表格は江戸小紋でしょう。
細かい柄は遠くから見ると無地のよう。紋を入れて袋帯と合わせれば無地紋付きと同格として格調高いお茶会やあらたまった席に着用できます。鮫小紋が定番ですが、どんな柄でも粋に着こなせる魅力的な着物です。
飛び柄小紋は江戸小紋ほど格調が高くはありませんが、上品な外出着として人気があります。
ぎっしりと同じ柄が続くのは総柄小紋です。めでたい柄や古典柄など個性あふれるものが多く、普段着として幅広く楽しむには最適と言われています。
京友禅の豪華さと型染めを融合させたのが京小紋です。単色の江戸小紋と異なり多色染めなのでとても華やかです。
江戸小紋や京小紋に影響を受けたのが加賀小紋です。こちらは加賀友禅の技法が取り入られており、細かい柄が一般的です。
縞や絞り、更紗や沖縄の紅型の小紋などは独特な雰囲気を醸し出していて素敵です。手描き小紋は芸術的な一品が多く、たいへん貴重なものです。 普段着感覚で親しみのある小紋、その歴史とは?クリックで詳細を見る
- 着物は日本の民族衣装として長い歴史を歩んできました。
着物を着ると心から日本人である喜びを実感します。その気持ちを後世に伝えるにはやはり着物を着る機会を持つことが大切です。入門として着物と触れ合う場合、まずは普段着といわれる小紋を手に取ってみましょう。
そもそも小紋は武士の礼装である裃から発展しました。各藩との区別のために特定の柄を定めたのです。その後、江戸幕府が細かい柄の小紋を武士の公服としたことにより武家社会に浸透しました。
武家の小紋は一般庶民には恐れ多いものでしたが、元禄文化のもと庶民的な柄が町人の間に出現しました。裕福で洒落た旦那衆や歌舞伎役者が好んで小紋を取り入れたことなども拡まった要因でしょう。
派手な着物が禁止された時期も職人たちはいっそう緻密な技術を追求していきました。
国から「無形文化財」の指定を受けた昭和29年、この江戸独特の美意識を備えた小紋を「江戸小紋」と呼び、他の小紋と区別するようになったのです。